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古い農機具でも売れるのか?
「何十年も前のトラクターや田植機を納屋に置きっぱなし」というケースは多いですが、実際には古い農機具でも買取できることがあります。
特にクボタ・ヤンマー・イセキなど大手メーカー製の機械は、修理・部品利用・海外輸出といったルートがあるため、製造から30年以上経過していても査定対象となります。
古い農機具が買い取られる3つの理由
- 部品需要がある
古い型式を使っている農家はまだ多く、部品取りとして活用されます。 - 海外での再利用
日本製農機具は耐久性が高いため、古くても海外で修理して使われます。 - スクラップ資源としての価値
鉄やアルミなどの素材としてリサイクル需要があります。
買取対象になりやすい古い農機具
- トラクター(例:クボタBシリーズ、ヤンマーYMシリーズ)
- コンバイン(例:イセキHXシリーズ)
- 田植機
- 耕運機・管理機
- 草刈り機
- 運搬車・アタッチメント
実際の買取事例
- クボタ B1600(製造30年以上、エンジン不調) → 部品取り用で5万円前後
- ヤンマー YM1500(動作不可、サビあり) → 海外輸出向けで3万円程度
- イセキ HV25 コンバイン(古いが部品需要あり) → 10万円前後
- 小型耕運機(使用不可) → スクラップ扱いでも数千円
古い農機具を売るときの注意点
無料回収業者に注意
「無料回収」と宣伝しておきながら処分費を請求する悪質業者が存在します。必ず実績や口コミを確認しましょう。
出張費・運搬費の確認
古い農機具は自分で運べないため、出張査定や引取費用がかからない業者を選ぶことが重要です。
査定額の根拠を確認
古い農機具は価格の幅が広いため、査定の理由を明確に説明してくれる業者が安心です。
高く売るための準備
- 型式プレートを確認して控えておく
- 泥やホコリを落とすなど簡単な清掃をする
- 付属品や取扱説明書を揃えておく
- 複数業者に相見積もりを取る
古い農機具買取に強い業者
- 農機具王:全国対応、古い・壊れた農機具の買取実績多数
- 農機具高く売れるドットコム:オンライン査定が早く、農機具以外もまとめ売り可能
- メーカー系列の買取:安心感はあるが、価格は専門業者に比べ低めになることも
行動のすすめ
古い農機具は「価値がない」と思って処分してしまうと損をする可能性があります。
実際には、部品や輸出需要で数万円以上の価格がつくことも珍しくありません。
倉庫や納屋に眠っている古い農機具は、まずは複数の専門業者に査定依頼をしてみるのが最も賢い方法です。
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