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農機具エンジンは買取できる?動かなくても価値が残る理由

目次

エンジン単体でも買取対象になる背景

農機具本体が使えなくなっても、エンジンだけに需要があるケースは多くあります。
理由は大きく三つです。

  • 中古部品として再利用される
  • 海外で修理されて再販される
  • スクラップ資源として価値がある

特にディーゼルエンジンは耐久性が高く、修理すれば長期間使用できるため、故障していても査定の対象になります。


買取されやすい農機具エンジンの種類

農機具エンジンはメーカーや型式によって需要が異なります。
代表的なものを挙げると、以下のようなものがあります。

  • クボタ製ディーゼルエンジン(D722、D902、V1505など)
  • ヤンマー製ディーゼルエンジン(3TNV、4TNEシリーズなど)
  • イセキ・シバウラ製エンジン
  • 小型農機用ガソリンエンジン(耕運機や発電機向け)

国内外で需要のある型式は、エンジン単体でも比較的高値で取引されます。


実際に売れたエンジンの事例

  • クボタ D902(動作不可)…部品取り用として約2万円
  • ヤンマー 3TNE68(要オーバーホール)…海外輸出向けで約4万円
  • クボタ V1505(使用時間3000h程度)…整備前提で約8万円
  • 小型ガソリンエンジン(耕運機用)…状態により5千円〜1万円

動かないものでも「ゼロ査定」になることは少なく、何らかの需要があることが分かります。


査定でチェックされるポイント

業者がエンジンを査定する際に確認する主な点は次の通りです。

  1. 動作の可否:動かなくても問題ありませんが、動くと評価が上がります。
  2. 外観や破損の有無:割れや欠損が少ない方が有利です。
  3. 付属品:マフラー、セルモーター、配線などが揃っていればプラス査定。
  4. 型式と需要:市場で必要とされる型式かどうかが価格に直結します。

高く売るための準備

エンジンを売る際には、次の準備をしておくと査定額が上がる可能性があります。

  • 型式プレートを確認してメモしておく
  • 泥や油汚れを落とし、見た目を整えておく
  • 写真を複数方向から撮影して査定依頼に添付する
  • 付属部品や説明書があれば一緒に用意する

小さな工夫で数千円から数万円の差が出ることもあります。


エンジンを売却する際の注意点

農機具エンジンは重量があるため、基本的には出張買取が利用されます。
その際、次の点に注意が必要です。

  • 出張費や引取料が無料かどうかを事前に確認する
  • 無料回収をうたいながら費用を請求する業者に注意する
  • 査定額の根拠を明確に説明してくれる業者を選ぶ

エンジン買取に強い業者

農機具エンジンの買取は、一般のリサイクルショップでは対応していないことが多いため、農機具専門業者に依頼するのが安心です。

  • 農機具王:エンジン単体の買取実績あり
  • 農機具高く売れるドットコム:オンラインでスピーディに査定可能
  • 農機具専門リサイクル業者:海外輸出ルートを持ち、高額査定につながりやすい

複数業者に査定を依頼して比較することが、高く売るための基本です。


行動のすすめ

倉庫や納屋に眠っているエンジンは、廃棄する前に必ず査定に出すべきです。
動かなくても価値が残っている場合が多く、処分費用を払うどころか現金化できる可能性があります。
まずは写真と型式を整理し、農機具専門の買取業者に相談するところから始めてみましょう。

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