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部品だけでも買取される理由
農機具は使用頻度が高く、部品の交換需要が常にあります。
新品部品は価格が高いため、状態の良い中古部品は農家にとって貴重な存在です。
また、日本製の部品は海外でも人気があり、再利用・輸出ルートが確立しているため、壊れた農機具から取り外した部品でも買取対象になることがあります。
買取されやすい農機具部品の例
- エンジン(クボタ・ヤンマー・イセキなどのディーゼルエンジンは特に需要大)
- トランスミッション・ミッション部品
- タイヤ・ホイール
- ロータリー・バケット・アタッチメント類
- 刈刃やカッター部品(コンバイン・草刈り機用)
- バッテリー・セルモーター・マフラー
- 油圧シリンダーやポンプ
こうした部品は「農機具が動かない状態」でもまだ価値が残っている場合が多いです。
実際の買取事例
- クボタ D902 ディーゼルエンジン(不動品)…部品取り用で約2万円
- ヤンマー トラクター用ロータリー…5万円前後
- イセキ コンバイン用カッター刃…数千円〜1万円
- トラクター用後輪タイヤ(中古)…1本5,000円程度
部品単体での買取額は状態や需要に左右されますが、「処分費用を払うより得になる」ケースが多いです。
部品を高く売るためのポイント
- 型式番号を控える:査定時に正確な情報があると評価が上がる
- 汚れを落とす:泥や油を軽く清掃しておく
- 付属品をまとめる:ボルトやアタッチメントが揃っていると有利
- 複数業者に見積もりを取る:業者ごとに評価が異なるため比較が必須
部品買取で注意すべき点
- 解体や取り外しは無理に自分で行わない:安全面や査定減額につながる可能性あり
- 無料回収をうたう業者に注意:後から費用を請求される事例もある
- 出張査定・引取が無料か確認する:部品でも重量物が多く、自力での持ち込みは困難
部品買取に対応している業者
- 農機具王:本体だけでなく部品買取の実績も豊富
- 農機具高く売れるドットコム:部品単位のオンライン査定にも対応
- 専門リサイクル業者:エンジンや油圧部品を輸出用に高額査定するケースあり
農機具の種類や部品によって適した業者が異なるため、一括査定や複数社への依頼が有効です。
行動のすすめ
倉庫や納屋に眠っている壊れた農機具も、部品ごとに価値が残っている可能性があります。
特にエンジンやアタッチメントは需要が高く、想像以上の金額になることもあります。
処分を検討する前に、まずは専門業者に査定を依頼してみることが、無駄なく・お得に片付ける最善策です。
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